永遠の0

 「永遠のゼロ」を見てきました。

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 「シネマックス」の中で一番大きな「CINEMA 7」
 いつもの通路横の「K-26」の座席です。

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 ベストセラーと成った百田尚樹氏の小説が原作の映画です。

 主人公のゼロ戦パイロット“宮部久蔵”を演じるのは
 V6の岡田准一。
 監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎監督です。
 
 
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 「三丁目の夕日」で
 昭和30年代の街並みの再現にトコトン拘った
 山崎監督の作品と言う事も有り期待も高まりましたが、
 ゼロ戦や航空母艦の映像は期待通りでした。

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 お話の方は、
 家族の為に周りから卑怯者と言われようとも
 生きて帰る事にこだわった宮部を
 岡田准一が熱演していて良い映画に成っていました。
 ただ、「三丁目・・・」程の感動は無かったと言うのが
 正直なところです・・・・・・。








 しかし・・・・・・・・
 素晴らしいCG映像を見ていると、
 模型の飛行機を天井から吊るして撮影をする特撮は
 すっかり過去のものに成ってしまったのだなぁ・・・・と、
 少し寂しい気もします・・・・・・。


 昔の特撮映画の撮影風景。

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 CGで作られた飛行機は、
 実際に撮影された本物の空に合成されて飛んでいますが、
 特撮でスタジオの中に吊るされた飛行機の背後に広がる空は
 スタジオの壁に描かれた絵です。

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 これらの背景を描いていたのが“島倉二千六(しまくら ふちむ)”と言う方。

 ゼロ戦の後ろに広がる朝焼け(右)も、B29の下に広がる地面(左)も、
 島倉氏が壁に描いたものでした・・・・・。

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 そして、
 怪獣達の後ろにそびえている富士山も島倉氏の作品です。

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 島倉氏談
 『ああ言うのは一晩で描くんです。
  写真を見たり下絵を描いていたら間に合わないから
  富士山は大沢崩れの様子まで頭に入っています。
  雑巾みたいな大きな刷毛を使ってどんどん描かないと
  間に合わない。
  近くで見たら粗くても、離れて見ると本当の景色に見える様に
  描くのが仕事ですね。』
 ・・・・・との事。
 こんな大きな絵を一晩で描くって凄い!!!

 島倉氏は以前行われた「特撮博物館」で上映された
 「巨紳兵東京に現る」でも背景の雲を描いていらっしゃいました。

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 島倉氏はその他にも
 三谷監督の「ザ・マジックアワー」や「三丁目の夕日」でも
 背景を描いていらっしゃるそうです。

 島倉氏談
 『もう東映のヒーロー作品で描くくらいかな、
  東宝特撮映画はもうないし、
  ウルトラシリーズも背景はデジタルばかりになったので。
  でも特撮の空は私の原点ですから、
  まだまだ描きたいと思っています。』

 やっぱり寂しい・・・・・・・。






 写真の一部と島倉氏の話は、
 「洋泉社」から出版されている「東宝 空戦 映画大全」から
 転載いたしました。






 
 「永遠のゼロ」本編が始まる前にこんな予告編がぁぁぁぁぁ!!!!
      

http://youtu.be/mBwsUD7jYCI

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この記事へのコメント

2013年12月26日 23:35
「永遠の0」ベストセラーにもなりましたから
映画を観たいなあと思っていました。
お正月にでも行きたいですねえ。
ゴクウさんの紹介されている島倉さんという方はすごい方ですねえ。
背景が超リアルです。
CGとはまたちがったすばらしさがありますねえ。
何かエネルギーのようなものを感じます。

今度のアメリカ版ゴジラ
日本版を尊重したものらしいですねえ。
こちらも映画館で観たいですねえ^^
シーちゃん♪
2013年12月27日 13:27
テンプレかぶってしまい ごめんなさいねぇ(謎笑)

ゴクウさんは シネマで観たんですね。
そうそうたるメンバー(俳優除く )に いい作品に仕上がっているんだろうと想像できますよ^^
一晩で書き上げる島倉氏は 神業ですねぇ 凄~い
私は「永遠の0」 本を買ったまま 未だ手付かずです。

予告編、地球滅亡映画かと思ったら ゴジラでしたか !!
ちょっと見ただけでも スケールの違いを感じますね 
ゴクウさん、お正月は「かぐや姫」でしょうか??
今年もお世話になりました...ありがとう
健やかな新年をお迎えくださいね
2013年12月27日 15:34
永遠のゼロ....ワタスも観たいものですっ!
20代の若者が、祖国の繁栄を願って、命を賭けて
戦っていた時代を、どう表現しているのか興味ありますね。

島倉二千六氏...知りませんでしたぁ~!
でかい背景画を一晩ですか.....
いや~!職人技ですねぇ~!
まだまだ、活躍できそうなのに、悲しいかな時代はCG。
いやはや、どこも似たような現実で寂しいですねっ!

ところで!何ですかっっっ!!!
「2014...GODZILLA」
検索すると、日本の上映は7月だとか。
便乗して、様々なグッツが出回りそう~!
楽しみですねぇ~!!!
でも、かなり巨大ですねッ。
2013年12月27日 20:43
百田尚樹氏って以前は「探偵ナイトスクープ」の構成もされていたそうですね。
しかしこのお方とことん調べて調べ抜いて作品を書き上げるみたいですね。
映画はどうでしたか?実は私の父は特攻隊で出撃する直前に終戦を迎え命拾いしたみたいですが逆にその後の人生は荒れたみたいですね。「私だけ生き残ってしまった」みたいな。
しかし雲・・・凄いですね。作為的な感じを全く感じません。
こういう技術ってどうにか保存されていきませんかねえ?もったいない。
2013年12月28日 20:45
こんばんは。
すごいですよね、この映画^^
TVでこの映画について特集みたいなものをやってました。
私は映画館では見る機会が今はないので…
DVDレンタルになったら観れるかなぁ~♪
ゴクウ
2013年12月29日 22:53
縄文人さん
お正月に是非ご家族で見に行って下さいませ

島倉さん、凄いですよねぇ!
本当にリアルな空で写真の様です。
こう言う方達が特撮を支えていたのですね

前回のアメリカ版ゴジラは酷かったですからねぇ
今回はシルエットを見る限り、
日本のゴジラに近い感じがしますねぇ。
期待したいです

それではどうぞ良いお年をお迎え下さい

シーちゃん♪
こちらこそ被ってしまって

シーちゃん♪は「永遠のゼロ」の原作本を買ったのですねぇ。
随分と分厚い本の様ですねぇ。
山崎監督も、長い原作を2時間ちょっとの映画にするのに苦労したみたいです・・・。

前回のハリウッド版ゴジラはガッカリでしたが、
今回はどの様なゴジラに成るのか今から楽しみぃ
こちらこそお世話に成りました。
どうぞ良いお年をお迎え下さいませ

気持玉をありがとうございました
ゴクウ
2013年12月29日 23:07
たまさん
山崎監督の拘りと岡田君のしっかりとした演技で
とても良い作品に仕上がっていたと思います。
是非映画館でご覧下さいませ

黒澤監督の「まぁだだよ」のラストシーンで
百間先生が夢の中で見る変わった形の雲も、
島倉氏が描いたみたいですよぉ
本当に日本映画に欠かせない凄い方です

前回のゴジラは恐竜の化け物みたいでしたが、
今回シルエットを見る限りでは良い感じですねぇ。
来年の夏が楽しみです

それでは良いお年をお迎え下さいませ

ハギーさん
そうそう、「探偵ナイトスクープ」の構成をしていたみたいです!
そう言えば以前にもお父様のお話していらっしゃいましたねぇ。
特攻隊になって生き残った方達は、
自分だけ生き残ってしまったと随分自分を責めた方も多かったみたいですねぇ・・・。
戦争を知らない私達には想像も出来ない
極限の状態だったのでしょうねぇ・・・

島倉氏の描く空(雲)は本当に凄いですねぇ。
本物以上に本物の空と言う感じです

それでは良いお年をお迎え下さいませ

なつ猫さん
CGがハリウッドにも負けない迫力です
岡田君の演技も素晴らしく見応えがありました。
私も今からDVDが出るのが楽しみです

それでは良いお年をお迎え下さいませ